|コンテンツには一部、広告・PRを掲載しています|

歴史的資料が満載 〜大人にこそ足を運んでほしい『地下鉄博物館(葛西)』の魅力をご紹介【前編】

東京にはたくさんの博物館があります。

子供向けのものから、大人でも度肝を抜かれるものまで様々。そんな中、今回はコチラの施設に足を運んでみました。

それが、葛西にある…

地下鉄博物館

なんか、レトロ感ある外観

『地下鉄博物館』です。

よく東京メトロのホームなんかに、ポスターが貼り出されているので前から気になっていたんですけど、ようやく行く事が出来ました。

※ちなみに葛西自体にも初めて来たんですけど、なんか適度なベッドタウン感がいいですね。寂しすぎるわけじゃなく、人は多いけど派手じゃないというか、庶民感があって好きです。

地下鉄博物館の入り口

地下鉄の世界へようこそ

そもそも、この地下鉄博物館を”子供向け施設”と思っている人も多そうですが、大人も十分楽しめます。

※地下鉄の歴史、資料、そして現在の地下鉄技術など、かなり詳しく、そしてボリューミーに展示してあるのでマニアの方まで喜ばれる事、間違いなしです。

今回は、内部の様子をざっくりですが紹介したいと思います。

・・・

早速、入館券(200円くらいだったかな)を買って、中に入ると…

リアル改札口

本物です

いきなり、”リアル改札”がお出迎え〜!

なんか、こういうのシャレが効いててイイ感じ。本当に地下鉄の改札を抜けるような気持ちで、入館券をちゃんと改札に通して入場。

…気持ちが徐々に高ぶってきますね。

謎の券売機

レトロな券売機

※改札の隣には、こんな古めかしい券売機が。こちらは実際に中野新橋駅で使われていたものだそうです。表示されている金額は昭和59年頃のものだそうです。

・・・

改札を抜けると、まず目に入るのが…

二台の電車

もちろん実物

2台の電車です。

こんな間近で電車見る事も今までほとんど無かったので、なんか嬉しい&テンション上がる。

※僕が足を運んだ日は”平日昼過ぎ”だったのであまり人がいなかった模様。なので、結果的に良い写真が撮れました。

500形

このアングルいい感じ

手前の赤い列車は、丸ノ内線・開業当時に走っていた車両。

調べてみたところ、丸ノ内線は昭和29年に「池袋〜御茶ノ水」間が開業。という事は60年以上前か…。そんな昔から地下鉄があった事自体に驚き。

※東京は、まさに近代史の宝庫。京都の歴史的寺社仏閣めぐりとは、また一味違った魅力があります。

中に入る事も出来ました

中に入る事も出来ました。色合いが昭和感ある。

・・・

そして、奥の黄色い電車は?というと…

日本初の地下鉄車両 1001号車

黄色が大正時代のハイカラ感ある

日本初の地下鉄車両『1001号車』だそうです。

こちらは国の重要文化財にもしていされている車両で、なんと昭和2年に初めて地下鉄を走った車両なんですね。

そもそも昭和2年に地下鉄作れてるのがスゴい…。

1001号車(内部)

出迎える蝋人形たち

…ちなみに、こちらの車両に入るのはNG。

その代わり、当時の人を再現したマネキンが配置されていました。でも、これが置いてあるだけで、当時の雰囲気が伝わってくるから不思議。

※過去には期間限定で内部を一般公開していた事もあるようです。

上野駅のホームを再現

開業当時の上野駅(地下鉄)のホームを再現

そんな日本発の地下鉄は、”上野〜浅草間”でした。(1927年・開業)

。上野は”東京の北の玄関口”とも言われていますから、そこから地下鉄が始まったのは納得できる話。

…地下鉄を掘るという事は、浅草に行く路面電車がなかったんですかね?どういう基準で、路線が決まっていったのか気になるところ。

※ただ当時の資料によると、朝からすごい人の量が電車に乗り込んでいたという記録があるようです。この頃から東京の通勤電車・満員地獄は始まっていたのか。

当時の自動改札(木製)

当時の自動改札(木製)

当時の自動改札(写真)

写真で見るとこんな感じ

ここまで、ブログを読んでいただいたみなさんには、なんとなくこちらの施設の感じが分かってもらえたと思いますし、これくらいで見るものって終わりかな?と感じた方も多いでしょう。

…ですが、まだ”序章”に過ぎません。

※この葛西にある『地下鉄博物館』は、とんでもなくボリューミーな施設なんです。僕もまだまだ書き足りないので、どんどん施設を紹介していきたいと思います。

・・・

続いては、電車に関する小物コーナーを紹介。

ブレーキ用ハンドル

車掌さんが乗り込むときに持ち込むグッズ①

懐中時計など

車掌さんが乗り込むときに持ち込むグッズ②

レール点検シリーズ①

レール点検シリーズ

切符を切るハサミ(昔は手動)

切符を切るハサミ(昔は手動)

・・・

小物関係の展示に続いて、今度は”各線路”にスポットを当てたアイテムを紹介したいと思います。

1927年の地下鉄・開業以後、徐々に線路が増えていきました。まず最初に出来たのが銀座線。そして丸ノ内線、日比谷線、東西線と増えていきます。

※もちろん、線ごとに徐々に拡大していったので、現在の線の通りの駅数が最初からあったワケではありません。

現在の路線図

現在の路線図

そして、路線が増えるたびに…

『地下鉄開通記念乗車券』が発行されました。

今でいう記念切手・記念硬貨みたいなノリでしょうか?そんな珍しい切符も、地下鉄博物館には展示していたので、そちらを紹介したいと思います。

さらっと、どうぞ。

各路線の開通記念切符

各路線の開通記念切符

千代田線・開通記念切符

千代田線・開通記念切符

丸ノ内線・開通記念切符

丸ノ内線・開通記念切符

東西線・開通記念切符

東西線・開通記念切符

個人的には千代田線のやつが一番カッコいいかな。あとは、有楽町線の開通記念切符もデザイン好きですね。

※時代を感じるデザインは、まさに…切手収集に通じるマニアックさがありますね。

・・・

さて、そろそろ展示してるものもネタが尽きただろ?と思っている方も多いでしょうが…

実は、まだ半分くらいしか紹介できていません!汗

※とにかく凄まじく見応えのある葛西の『地下鉄博物館』…ちょっと長くなりそうなので、記事を前編と後編に分けたいと思います。

続きは、また今度。

information
地下鉄博物館HP
地下鉄博物館【HP
住所:東京都江戸川区東葛西6丁目3-1

・あわせてチェック
葛西の出会い葛西セフレ葛西(割り切り出会い掲示板)