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三角おむすび発祥の地・川崎のギネスを超える活動とは!?

日本人なら誰でも馴染みのある三角おむすび。あまりにも当たり前にある存在なので普段は意識しないものですが、三角おむすびは川崎発祥なんですよ。

おにぎりの形と言えば三角

おにぎりの形と言えば三角。

この三角おにぎりの発祥の地が川崎だなんて、驚きですよね。川崎には「川崎宿御紋むすび伝説」というものが残されているんです。

江戸時代

時は江戸時代、8代将軍に就任するため、紀州から江戸に向かっていた徳川吉宗の一行が川崎宿に宿泊した際、田中本陣の主である田中休愚が、吉宗一行の食事を賄うため「白米一升を飯に炊き、川崎に持参するものは、2升分の値を取らす」というお触れを、近在の農民へ回しました。

宿場にはたちまち白米のご飯が集まり、これをおむすびにして行列の人々の空腹を満たしたそうです。

白米のご飯

吉宗は、この機転を効かせた対応にいたく感心。その後は代々、紀州の殿様が川崎宿を通るときに決まってその従者におむすびを出させるようになったといわれているんです。

その際に今まで丸く握っていたおにぎりを、三角形に握り、丸い盆に3つずつ並べて、徳川家の葵の御紋に見立てたことから「御紋むすび」と呼ばれて…

以後300年に渡り、川崎宿の名物となったんです。

川崎宿が”三角おにぎり発祥の地”

このことから、川崎宿が”三角おにぎり発祥の地”と言われているんですよ。

まさか、三角おむすびに歴史があったなんて、想像もしませんでしたよね。けれども、よく考えてみると丸よりも三角の方が見栄えが良く、上品で食べやすい形ですよね。

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そんな川崎では、東海道川崎宿を活かした地域活性化推進事業の一環として平成27年4月より毎年「東海道川崎宿三角おむすびレシピコンテスト」を開催しています。

注:イメージ画像(出典 Twitter)

東海道川崎宿三角おむすびレシピコンテスト

『東海道川崎宿三角おむすびレシピコンテスト』は、川崎区が東海道川崎宿を活かした地域活性化推進事業の一環として、平成27年(2015年)4月から毎年開催しているコンテストです。

このコンテストは、江戸時代に川崎宿で生まれたとされる「御紋むすび」の伝説を活かし、新たなおむすびのレシピを募集し、その中から優れた作品を選び出すものです。

入賞作品は市内の事業者によって商品化され、東海道川崎宿の認知向上及び市内の地域活性化に寄与しています。

※「御紋むすび」の伝説とは、江戸時代に8代将軍徳川吉宗が紀州から江戸に向かう途中、川崎宿で宿泊した際のエピソードです。吉宗一行の食事を賄うために、田中休愚が近在の農民に白米を炊いて持参するようにお触れを出しました。これがおむすびになり、吉宗はその措置に感心し、以後紀州の殿様が川崎宿を通るときには従者におむすびを出させるようになったとされています。おむすびは三角形に握られ、丸い盆に3つずつ並べられ、これが徳川家の葵の御紋に見立てられたことから「御紋むすび」と呼ばれました。

このコンテストでは、毎年多くの創造的なおむすびレシピが寄せられ、その中から選ばれた優勝作品や準優勝作品は、市内の店舗で実際に販売されています。

これにより、川崎宿の歴史と文化を伝えるとともに、地域の活性化にも貢献しています。

コンテストに応募した作品の入賞作品を公開し、市内の事業者に商品化をしてもらうことを目的に行われています。

東海道川崎宿の認知向上及び、市内の地域活性化を図るためのコンテストとして注目されているんですよ。

…実際、過去に様々なおむすびが商品化されているんです。

注:イメージ画像(出典 Twitter)

それが「小松菜ごはんのみそ焼きおむすび」「貝や青さをまぜ込んで」「御門むすび」「おむすびはバクハツだ。」「川崎産直野菜と奈良茶飯」「かわさき餃子みそチーズおむすび」などで、名前を聞いただけで食べてみたくなりますよね。

値段は120円とかなりリーズナブル。お米が大好き、おむすびが大好きという方には大注目のイベントです。

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三角おむすび発祥の地・川崎では、その他にも様々なイベントが開催されています。

注:イメージ画像(出典 Twitter)

2017年には「川崎発祥 三角おむすびDEギネス世界記録 町おこしニッポンに挑戦!」というイベントを実施。

2023年に迎える川崎宿成立400周年に向けて、参加者に5分間で1個ずつ三角おむすびを同時に2023人以上で作ってもらいギネス記録を狙うという目標が掲げられています。

開催会場は川崎市スポーツ文化総合センター大体育室。

会場の名前を聞いただけで、気合いの入っているイベントだということがわかりますよね。参加対象は小学生以上で、参加費は無料。このギネス挑戦に当たってはルールが定められています。

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では、具体的にこの競技(?)がどのようなものなのか…ご説明させていただきますね。

“ちん里う本店”の高級「梅干し」

おむすびの中身は、小田原の老舗“ちん里う本店”の高級「梅干し」であること。

チャレンジエリア(大体育室)に入場後、荷物等は足元に置き、机の上に関係のないものを置かないようにする。そして、チャレンジ開始までお米の入った容器など準備されているものに、決して触れないようにするといったルールがあります。

注:動画は川崎ではなく福島県で行われた別のものになります。

スタートの合図とともにチャレンジが始まったらビニール手袋を必ず着用し、お米を包んでいるサランラップもそのまま使用しておむすびを作成。

チャレンジ中に、他の方のおむすび作成を手伝ったり、声やジェスチャーでアドバイスをしてはダメで、当然チャレンジ中の携帯電話の使用も不可となっています。

具材の梅干しを必ず入れること、おむすび完成の際に具材が出ていると記録としてカウントされないので注意が必要です。

そして、おむすびが完成したら、お皿(容器もしくは容器のふたを裏返して使用)の上に、サランラップから外した状態で置いておく。

サランラップに触れていると審査が出来ない為、記録としてカウントされないみたいですね。

注:動画は川崎ではなく福島県で行われた別のものになります。

そして、完成後は出来る限り座って待機。

ビニール手袋は、審査後に食するものであると証明するため、参加者で一斉におむすびを食べるので着用のまま待機。審査が終わるまでは、チャレンジエリアから離れることができないようです。

…なかなか厳しい決まりがあるんです。

ちなみに、参加者には瀬戸内海産の一番摘みの海苔がプレゼントされたようですよ。

ちなみに、2017年の「川崎発祥 三角おむすびDEギネス世界記録 町おこしニッポンに挑戦!」イベントでは、約2,000人が参加。

その結果、過去の記録1,621個を抜き、1,876個でギネス世界新記録に認定されました。

…じつは、この記録を知らないという方も多いのではないでしょうか?

お弁当で握っている三角おむすび

普段から当たり前のように、お弁当で握っている三角おむすびには歴史があり、今も大切に地元では引き継がれているんですね。

一度、本場で三角おむすびを食べてみたいものです。

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