皆さんこんにちは、僕はハタチの大学生です。
京都出身&在住ですが、現在は大阪の豊中にキャンパスのある大学に通っています。
![豊中・千里中央](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy7812183235.jpg)
それまで豊中に訪れたことはなかったのですが、京都からは案外近くて通いやすいです。
豊中には観光地などはあまりありませんが、飲食店などもたくさんありますし、結構良い町で、下宿している友人も住みやすい町だといっていました。
![学生も多い豊中](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy761217241.jpg)
”大阪感”はあるけど、学生もたくさんいて、基本はベッドタウンということで…ほどよく穏やかな空気も流れていると思います。
以前は、取り立てて他にはない特徴というものがあまりない?遊ぶ場所もあまりない?と思ったりもしていたんですが、大学生活2年目にして、ようやく豊中のことも色々わかってきたんですよね。
![豊中駅(千里中央)](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy6712836.jpg)
遊びは大阪市内に出ればいいんですが、豊中には街中にはない別の魅力があるんです。下宿していれば、もう少し早くその魅力に気づけたのかもしれませんけど。
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とはいえ、「豊中のいいところは?観光地は?」と聞かれても、あまり取り立てて言うことがないのも事実。「う~ん、いい町ですよ」というより他なかったんですが…
最近ついに、そうした質問をされたときに紹介すべきアピールポイントを発見したんです!
![ビックリする大学生](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy781250.jpg)
豊中の地元の人からすると当たり前といわれるかもしれませんが、僕は初めて聞いたときビックリしました。
…いや、僕でなくても、豊中以外の人はそのことを聞くだけでびっくりしてしまうでしょうし、興味を持ってくれると思います。
![豊中名物のワニ肉](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy71231857.jpg)
それは、豊中のとあるご当地グルメに関する情報なんですが。
…皆さんは何のことかわかりますが?
![ワニ肉](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy78121003.jpg)
答えは、「ワニ肉」なんです。
豊中ではワニ肉を使った料理が”ご当地グルメ”として認知されていて、色々なお店がワニ料理を提供しているんです!
僕は少し前に友人といったお店でワニ料理が提供されていて、そこで初めて食べたんですが、これが普通に美味しかったんですよね。
![ワニ](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy7812189007.jpg)
世の中には豚肉、牛肉、鶏肉といった身近なお肉のほかにも羊肉、鴨肉、馬肉などいろいろなお肉があります。
少し変わったお肉を食べる地方があるのを聞いた事があるので知っていましたが…ワニ肉って初めて聞きました。
![ワニ肉の唐揚げ](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy6512809.jpg)
そして、自分の身近にそのワニ肉を食べている地域があるというのも衝撃でした。
そもそも、なぜ豊中でワニグルメが有名になっているのかということ、これは伝統的に食べられていたというわけではなくて、町おこしのために近年、地元のお店や市役所などがワニ料理を名物にしようと考案。町ぐるみで広がっていったんだそうです。
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では、なぜワニだったのか?というと…
![豊中にゆかりのあるワニ](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy7617033.jpg)
実は、豊中市はワニにとてもゆかりのある町だからなんです。
というのも、1964年、豊中市にある大阪大学豊中キャンパス内で「マチカネワニ」という古代のワニの化石が発見されたんです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
このマチカネワニは、体長7メートルにも及ぶ巨大なワニで、30~50万年ほど前の”更新世の時代”のワニだと言われていて、現在も大阪大学の博物館などに標本が展示されています。
それ以来、豊中ではこのマチカネワニが町のシンボルのように扱われれる事に。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
1986年にはキャラクター「マチカネくん」が誕生。
2011年に市制75周年を記念して再登場したことで、改めて地元でもワニと豊中の関係が広く知られることになりました。
そんな街のシンボルを「食べる」というのが、何とも大阪らしいな、とも思います。(笑)
注:イメージ画像(出典 Instagram)
現在、ワニ肉は「マチカネミート」として豊中でブランド化され、市内にはワニ肉を使った料理を食べられるお店も増えているんだそうです。
ワニ肉といっても、料理すればほかのお肉とそれほど見た目は変わらないので、見た目で引いてしまうことはあまりないでしょうし…
![ワニ肉を焼く](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy761218.jpg)
ワニ肉と言われなければ食感は「…これ鶏肉??」くらいの感じ。
しかし、お店によってはワニ肉というのを前面に押し出し、あえてワニというのがわかる形で料理しているお店もあるようで(腕を皮ごと丸ごと調理して提供していたり)、そういうお店ではやはり見た目のインパクトも大きいようです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
味は、意外にも…というとワニに失礼かもしれませんが、これがすごくおいしい!
先ほども言ったように…食感は鶏肉に近い感じで、食べ応えはあるけどしつこくないんですよね。栄養価的にも、高たんぱくで低カロリーととてもヘルシーなのだそうで、女性にもおすすめできるんだとか。
![豊中でワニを食べる](https://www.nikukai.jp/wp-content/uploads/2020/07/toy71219042.jpg)
インパクトありますけど、食べてみるとワニ肉の魅力はよくわかりますし、もっともっと普及していっていいんじゃないかと思いました。
みなさん、豊中に訪れる機会があれば、ぜひ一度食べてみてくださいね。
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参考:マチカネくん 豊中市