皆さんこんにちは。私は北海道在住、25歳の書店店員です。
私には付き合って半年になる彼氏がいるんですが…。
彼は少し変わり者で、アニメと昆虫にしか興味がないのです。汗
※私もアニメは大好きなので、ある程度話は合うのですが、昆虫の話となると…少し苦手なので会話に困ってしまう事があります。笑
北海道内でデートしよう!という話になっても…
「昆虫を観察しに公園へ行こう!」だとか「山に行ってカブトムシを捕まえたい!」という提案ばかりで、苦労する事が多々あります。汗
※彼は一度ハマると、とことん追求するタイプなんです。
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そんな彼がつい先日、突然…
「ねえ、貝殻とかクリオネって、実際に見た事ある?僕はまだ写真や映像でしか見た事ないんだけど、最近すごく興味があるんだ。」
そう言ってきたのです。
※確かに札幌の都市部で育った私は、貝殻もクリネオも実物は見た事は無いんですが。個人的にはあまりピンとは来ませんでした。
そして、続けて…
「北海道(道央)の蘭越町にある『貝の館』で鑑賞できるらしいんだけど一緒に見に行かない?」
…と誘ってきました。笑
※これまでずっと、昆虫に夢中だったのに!?今度は海系かよ!?…と。
突然のことで驚きましたが、まぁ…昆虫を見るよりも楽しそうかな?と思い、早速2人で、北海道蘭越町にある“貝の館”へ向かう事にしました。
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そんな「貝の館」は…
ニセコ町の隣町(北海道蘭越町は後志地方)にあります。
※日本海側にある国道229号を進んでいくと、「貝の館」が見えてきますよ〜。
入り口に立つ、大きな貝の看板に「貝とお話ししてみませんか・・・・」というメッセージが書いてあり…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
それを読んだ彼は「よし!今日は貝と初めての会話だ〜!」と言いながら意気込んでいました。
※なんてテンションなんだ、まったく…汗
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『貝の館』は、1991年・北海道蘭越町港町にオープンした水産学専門の学芸員もいる貝類専門館。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
外観は二枚貝をイメージした建物になっていて、1994年には第1貝の館に続き第2貝の館が増築されたそうです。
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早速受付を終えて、第1貝の館へ入ると、いきなり大迫力の模型に驚愕!
注:イメージ画像(出典 Instagram)
建物の中央には、約5億年前に繁栄していたチョッカクガイの実物大模型(長さ5メートル)が展示されています。
チョッカクガイの実物大模型を見られるのは、日本でここ北海道・貝の館だけなんですって!
※っていうか実物と海で遭遇してたら、失神してるレベル。見た目で、かなり恐怖を煽られます。ちなみに、貝に関する映像を200インチの大画面で見られる3Dシアターも完備してます。
ってツイートしてねってあったので🥺 pic.twitter.com/oAbAGU0RDv
— あんこたん🐄 (@kuromaAnko) July 16, 2020
チョッカクガイを見た瞬間に「…これって、巨大なイカなの?!」と声を上げてしまいましたね。笑
※こんなに大きな貝が5億年前に存在していたなんて、本当に驚きです。
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第1貝の館には常設として、約1,500種、約5,000点の現在地球上で生息している種類と絶滅した種類の貝類標本を展示。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
ちなみに、標本のほとんどは…
日本各地の市町村、企業・団体や個人からの寄贈だそうです。どれも貴重なものばかりで、彼も私も興味津々で展示を楽しみました。
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第2貝の館への入口付近には、日本近海に生息する主な貝の分布図や実際の貝を手に取ることが出来るコーナーとなっています。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
私も彼も、貝に触れるのは初めてで感動!
大きな貝のずっしりとした重さを実感したり、変わった形の貝を手にとってみたり…忘れられない体験になりました。
世界最大の巻貝 アラフラオオニシを持ってみた!!#貝の館 蘭越町貝の館 pic.twitter.com/l1GZ7zqgnI
— おく⛄ (@okuvel_jp) July 26, 2020
また小さなアンモナイトが多く含まれた化石もあり、歴史ある貴重なものに触れる事ができましたね。
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さらに先へ進むと、遺跡・港大照寺遺跡で発掘された土器などが展示されています。
※縄文時代末期の日本海沿岸では初めて発見された石器・土器片などです。北海道では採掘されない勾玉の材料石も出土したことから、本州と交流があったことを知る事ができました。
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そして…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
第2貝の館は、海中をイメージした展示スペース。
寒い海と暖かい海の浅い海底部分に生息している、小さな貝類の標本などを見る事ができます。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
ここで、いよいよ楽しみにしていた”クリオネ”の登場♪
初めて生で見るクリオネはとっても小さくて可愛らしく、海の中を自由に舞う天使のようでした。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
“流氷の天使”とも呼ばれているクリオネは、冷たい海に生息する貝の仲間。
生まれたばかりの時には、ちゃんと貝殻がついているらしいのですが、成長するにつれて消滅するそうです。
※この事から、和名は「ハダカカメガイ」と言うそうです。どう考えてもクリオネの方が魅力的な名前だと思います。笑
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そんな、とってもかわいい天使のようなクリオネですが…
実は肉食系!
同じ貝の仲間の「ミジンウキマイマイ」をエサとして食べていると知って、ちょっと驚きました。汗
※恐るべき弱肉強食の世界。まさに生態系が小さな生き物にも作られているんですね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
ミジンウキマイマイの貝殻は海水中の二酸化炭素濃度が高くなりすぎると溶けてしまい、生息出来なくなります。
…つまり海水の酸性化が進むとクリオネのエサがなくなり、クリオネも減少することになるんですね〜!泣
※海の生き物も、人間も、過酷な日々を精一杯生きているんだな〜と思いました。
初めて訪れた『北海道蘭越町貝の館』に彼も私も大満足!
「昆虫よりも貝とクリオネにハマりそうだな!」と話していました。笑
※貝やクリオネの魅力を感じるだけでなく、北海道の歴史を知る事もできましたしね。
入場料は、一般350円、中・高校生250円、小学生150円とかなりリーズナブルなので、北海道を訪れた際には気軽に立ち寄ってみて下さい。
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北海道蘭越町貝の館【HP】
北海道磯谷郡蘭越町港町1401番地