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乳製品で有名な小岩井ブランド…その原点『小岩井農場(岩手)』

皆さんは、普段自分が食べているものだったり、使っているものだったり…

そうした自分の身近にあるものについて、それらがどこで作られたものか、どのように作られているものかなど、意識したことはありますか?

野菜を収穫する女性

健康志向の高まりなどもあって、食べ物の産地にはこだわっている人も多いでしょうし、工業製品などはどこで作られたかを品質の目安としている人もいますよね。

”○○産”であることがブランドのように取り扱われることもあります。

牛肉(ステーキ肉)

でも、食べ物に関しては野菜やお肉などは生産地を気にしても、その他の商品についてはあまり意識していないことも多いのでは?

全国区で有名な商品でも、地方の地元企業発の商品なのに、意外とその事は知られていなかったりするんですよね。

(岩手にある小岩井農場の話は、また後ほど)

亀田製菓

例えば、「ハッピーターン」が、新潟に本社を置く地元密着型企業「亀田製菓」のお菓子だと知っている人はどれくらいいるでしょうか?

参考:すべては”水飴”から始まった…新潟の米菓メーカー『亀田製菓』

「ハッピーターンは新潟発」っていうことをみんなが知らないというのは、新潟の人からするときっとびっくりするでしょうし…

ちょっと地元のプライド的には悲しいんじゃないかなと思います。

せんべい

きっと、どの地方にもそう言った商品があると思うんですよね。地元企業の商品が全国区で知られているのに、実は地元企業の商品だと知られていないといこと。

それって悔しくないですか?

・・・

僕は岩手県出身で、現在は東京で働いているサラリーマンなんですが…

ぜひ、みなさんに「これは岩手発なんだよ!」って知ってもらいたい商品というか、ブランドがあるんです。

小岩井農場(岩手)の入り口

それが「小岩井」ブランド。

皆さんも、スーパーや自動販売機などで一度は「小岩井○○」という商品を見たことがあるはずです。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

特に牛乳やコーヒー牛乳などが有名ですよね。

小岩井乳業

小岩井乳業は、日本の著名な食品企業で、1891年に小岩井農場として創業者小岩井半七によって設立されました。当初は農業と畜産業を中心に活動していましたが、時が経つにつれて乳製品の製造に焦点を当てるようになりました。現在では、新鮮な牛乳からヨーグルト、チーズまで、多岐にわたる高品質な乳製品を提供しています。

企業はその長い歴史を通じて、品質と安全性に重点を置く製造方法と技術を開発し、乳製品業界でのリーダーとしての地位を確立しました。新製品の開発にも積極的に取り組んでおり、その製品は天然の材料と新鮮さで知られています。

全国で愛されている小岩井の乳製品ですが、「小岩井って何?どこ?」って思ったことはありませんか?

小岩井農場の牛舎

実際に小岩井ってドコのことなのか知らないままの人も多いと思うんですが…

実はこの小岩井ブランドは岩手発。岩手にある「小岩井農場」という農場・牧場のことなんですよ。ご存知でしたか?

小岩井農場は、岩手県の岩手郡雫石町と滝沢市にまたがる農場のことで、日本最大の民間農場なんです。

岩手の小岩井農場

この農場の歴史は非常に長く、始まりは…なんと1891年にまでさかのぼります。

当時の日鉄副社長・小野義眞、三菱社長の岩崎彌之助、そして鉄道長投函の井上勝が共同で創始したのだそうで、この3名の名前の頭文字をとって、小岩井と名付けられたのだとか。

岩手の不毛の土地

当時この地域は不毛の土地だったそうですが、ここを訪れた井上勝は、この土地に大農場を開きたいと強く感じ、1890年に日鉄が盛岡まで延伸したことがきっかけで実際にその計画が実行に移されたそうです。

農場の歴史はホームページなどで詳しく解説されていますが、…詳しく読んでみると”熱い人間ドラマ”に感動してしまいます。

小岩井農場

その後紆余曲折を経ながらも、100年以上ものあいだ、地元の人だけでなく、日本中で愛される農場としてあり続けている、ものすごい農場なんですね。

飲料などで「小岩井~」と付いているものは、すべてこの小岩井農場で作られた素材から作られているということなんですよ。

岩手の黒毛和牛

ちなみに小岩井ブランドというと飲み物のイメージが強いですが、黒毛和牛や卵などの評価も高く、総合農場として非常に活躍しています。

みなさんも普段からよく見ていれば、飲料以外にも「小岩井」と付く商品を見つけることが出来ると思いますよ。

小岩井農場の花壇

歴史がありすぎる小岩井農場は普通の農場では考えられないような快挙も達成したりしていて、開園当時に作られた敷地内の建物が重要文化財指定されるなどしています。

それでありながら、今でも進化や革新を続けながら身近な農場としても存在感を発揮していて、広く農場内が広く開放され…

観光したり、遊んだりすることも出来ちゃうんですね。

「まきば園」というコーナーでは、馬と触れ合ったり乗馬をしたり、羊のショーが見れたりと動物と触れ合えます

この他にも、バターづくりや牧場クラフト体験などの体験をしたり、アーチェリーなどのアクティビティをすることもできます。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

牧場というよりはもはやテーマパークですね。

自由に遊べる芝生広場などもありますし、一日中遊んでも飽きないくらいお楽しみポイントが満載。

ガイド付きのツアーも複数種類があり、今流行りの工場見学もあり、至れり尽くせり。

まきば園(小岩井農場)

僕も人生で二度訪れたことがありますが、まだ楽しみつくしたとは思えません。

雫石町は現在、乳製品の生産が盛んな地域として全国的に有名で、その中核をなすのがこの小岩井農場なんです。

小岩井農場の看板

ぜひ皆さんも家族と、友人と、一度、小岩井農場に訪れてみてくださいね!酪農って素敵だなと、きっと誰もが感じられるはずです。

information
小岩井農場HP
小岩井農場【HP
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1

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