香りの歴史が堪能できる 〜老舗香料企業が手がける蒲田の博物館『高砂コレクション』

”匂いフェチ”と言うと…なんだかちょっと気持ち悪いとか言われることが多かったり、あんまりいいイメージで捉えられることはないと思うんです。

花の匂いを嗅ぐ

でも…誰でも好きな匂い、嫌いな匂い、っていうのはあるはず。

※でも最近は、”匂いの調合師さん”に関する話がメディアで取り上げられることもあったり、漫画になったりしているおかげで前向きに捉えてくれる人も増えているようで嬉しい限りです。

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私は匂いフェチ、というと、さっき言ったように変な顔をされることも多いので、匂いに敏感っていうような言い方をしているんですが…

アロマオイル

匂いの世界っていうのは、なかなかに奥が深くて、ハマると面白いんですよね。

”匂い”というとアレですが…”香り”だと、どうでしょう?急にいい感じになりません?(笑)

※誰にだって趣味はあるでしょうし、私の場合はそれが匂いだというだけで、香水はもちろん、洗剤だったりといった、匂いをつけるためのものはもちろん、自然に存在する匂いにも常に興味があります。

どこにでも匂いってありますし、無臭は無臭で特徴的なので、いつでも楽しめる趣味と言えるかも。

※ただ、形に残らないので、ちょっと儚い趣味とも言えるかもしれません。でも、その儚さがまたいいんですけどね。

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それこそ調合師だったり、匂いに関する仕事につけたらなあ、と思っていたんですが、そこまで超人的な嗅覚を持っているわけではなくて。

※自分自身、精密な仕事は向いていないだろうなあ、と思ったのでその道は諦めました。

商談

そんな私ですが、先日東京に出張に行った時のこと。

取引先の相手との世間話の中で、ふと先方趣味の話になって、私も趣味を聞かれたので、迷いながらも匂いに少し敏感という話をしたんです。

キャリアウーマンがスマホで調べ物

すると…

「それなら蒲田に行けば、おもしろいスポットがありますよ」と紹介してもらいまして。

聞いてみれば匂い、というか香りに関するものを集めた博物館的な場所だそうで。

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しかし、蒲田ってどこだ…。と調べてみると、品川のすぐ近く。

蒲田駅前

これなら、蒲田にギリギリまでいても新幹線で帰れる!

※先方が私の趣味をすんなり受け入れてくれた事と、そんなスポットがある事にちょっとびっくりしたんですが、同時にすごくワクワクしまして。

そりゃあ行くっきゃないっしょ、ということで、帰りに行ってきました。

※初の蒲田でした。蒲田、こんな機会でもなければ一生行っていなかったかもしれない…。

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そんな施設というのが…

蒲田アロマスクエア

アロマスクエア内にある『高砂コレクション』です。

こちらの施設は蒲田駅から南に少し歩いた場所にある「ニッセイアロマスクエア」というビルの中にあります。

ちなみに、この場所はもともと「高砂香料」という世界有数の香料メーカーの工場跡地があった場所。

※高砂香料は食べ物の味付けや香水などの香料を開発している超老舗メーカーです。

アロマスクエアビル

そんな跡地を大田区と日本生命が共同で開発したビルがこのアロマスクエアで、高砂香料の本社も現在このビルの中に入っています。

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ここまで話せばお分かり頂けたと思いますが、17階建てのビルの最上階にある高砂香料の本社。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

ここに併設されているのが「高砂コレクション」なんですよね。

高砂香料の所蔵する資料、約1,000点が公開・展示されています。

ホームページの説明によれば…

香りの歴史は5000年以上ともいわれ、人類は長い歴史の中で、独特な香り文化を形成してきました。当社は、東西の香り文化を伝えるために、貴重な文化遺産である香りに関する資料、美術品の収集に努めてきました。

『高砂コレクション』は、日本の伝統芸道を伝える香道具、香炉、香合をはじめ、中国の香炉、古代エジプト、ギリシャ、ローマ時代の香油瓶、そして18世紀から現代に至る香水瓶など約1,000点に及び、その一部を本社ギャラリーでご覧いただくことができます。

…との事。

実際に訪れてみると、アロマスクエアはオフィスゾーンがほとんどなので、まず入っていくのに結構勇気が必要ですけどね。笑

※高砂スクエアも高砂香料の企業エリア内なので、普通に企業の受付的な場所があって戸惑いますが、高砂コレクションを見に来たと言えば親切に対応してくれました。

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専門の施設ではないので、あまり広いスペースではないのですが…

注:イメージ画像(出典 Instagram)

所狭しと展示されたコレクションの数々は、香り以前に、博物館や美術館に来たのかと思うような歴史を感じさせるものや美しい調度品だらけ。

実際に香りをかいで楽しむというタイプ施設ではなく、人類がいかに古い時代から香りというものを重要視していたのかが分かる資料館といった感じです。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

まさに”香り歴史”が感じられる博物館ですね。

正直、大満足でした。これは、普通に歴史が興味ある人なんかもかなり気に入るんじゃないでしょうか。

※まぁ、ただ場所が場所なので、隠れた名スポットとして認知されているようです。ちなみに、香水のテスターゾーンなども併設されていましたよ。

蒲田を走る電車の車窓から

蒲田に住んでいたり、近くで働いていたりする人でも存在を知らない方も多いと思うんですが、無料なので一度足を運んでみては?

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