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…ずっと憧れていた福岡の老舗旅館へ宿泊してみた!!

私は旅行が大好きで、月に一度は必ず彼氏と一緒に出かけています。

これまではリゾートホテルやデザイナーズホテルばかりに宿泊してきたのですが、最近になって老舗旅館の魅力に取り憑かれているんです。

福岡には風情ある老舗旅館や文化財のある旅館などがある

福岡には風情ある老舗旅館や文化財のある旅館などがあるんですよ。

気軽に行けるようなホテルで宿泊するのも楽しいのですが、老舗旅館はやっぱり一味違っています。

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そんな中、雑誌やネットなどで調べていて、ずっと気になっていたのが…

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「鹿島本館」です。

福岡の中心地から少し歩いた場所にある旅館。
大正浪漫の香り漂う数寄屋建築の名旅館として知られているんですよ。

残念ながら2021年に廃業、解体されました。

鹿島本館

福岡市博多区冷泉町にあった『鹿島本館』は、国の登録有形文化財に指定された和風旅館であり、博多の中心街にも近く、大きな石灯籠の中庭も見どころとされています。

江戸時代から昭和41年まで福岡市万行寺前町と呼ばれる江戸期の博多の一町であった場所にあり、明治期に博多駅が完成し、また、市内電車の開通に伴い町は繁栄し、博多駅の駅周辺界隈として旅館業を営むようになった歴史があります。

また、『鹿島本館』は、2020年に閉業し、2021年5月に取り壊されたことが報じられました。

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なんと、福岡市で初めて、国の有形文化財に登録されているんです。

絶対に一度は行ってみたいと思える旅館ですよね。建物は前面の管理棟と中庭・廊下を挟んだ客室棟に分かれていて、町家特有の間口が狭く、奥行きが長い敷地に建てられています。

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門構えも昔ながらの情緒溢れるものになっています。

また、客室にも、建築当初の意匠が残されているんですよ。大正から昭和初期の香りをじっくりと感じることのできる旅館です。

そんな素敵な旅館が福岡になるなんて…。
知らなかったという人も多いのではないでしょうか。

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鹿島本館は、貴重で文化的資産としても重要な存在なんです。

そんな旅館に泊まることができて、とても幸せな気持ちになりました。

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宿泊して一番感動したのは朝食です。

日替わり小鉢、前菜五点盛り合わせ、焼魚、海苔、生卵、味噌汁、御飯をいただくことができました。ご飯はお代わり自由なんですよ。

お腹いっぱいになって朝から元気いっぱいに行動できました。更に食後には、淹れたてモーニングコーヒーのサービスもあるのでかなりお得ですよ。

鹿島本館
住所:福岡県福岡市博多区冷泉町3-13

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そして、福岡の旅で一番驚いた旅館が…

「柳川藩主立花邸」です。

柳川藩主立花邸

約400年の歴史と文化を受け継いだ国指定名勝の御屋敷。全てが国指定文化財であり、宿泊の他、結納や花嫁舟などにも利用されています。

建物や庭園は、柳川の歴史を色濃く残しており、九州随一の日本庭園や、国指定名膳の松濤園などもあります。

宿泊棟の「松濤館」には、戦後に建てられた建物で、竹村健一や草間彌生なども宿泊しているそうです。

私たちのような、20代の若者カップルが訪れていいのかな…と腰が引けてしまうくらい、素敵な老舗旅館でした。

お部屋からは国指定の名勝「松濤園」の庭が一望

お部屋からは国指定の名勝「松濤園」の庭が一望できました。

立花邸を建てた二代目立花宗茂は、九州の大名、黒田家や細川家と並ぶ柳川藩立花家の戦国武将(初代・立花宗茂)の家系で、大分の豊後高田市の生まれだそうです。

こちらの建物は、明治42年に建てられた西洋館で「立花家史料館」および庭園「松濤園」「大廣間」「御役間」などは今も当時の面影を忍ばせていて、見学をすることもできるんですよ。

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普通の旅館やホテルでは、なかなか体験できませんよね。

展示の機会が少なくてお目にかかれていないものの、江戸時代からの大名道具、兜鎧、甲冑、刀剣など1,000点を超える数があるそうなんです。

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歴史好きな方は福岡に来た時、一度は絶対に宿泊しておくべきスポットですよ。

私も彼も、これまではとにかくオシャレな場所だったらどこでもいい!という感じでホテルを探していたのですが、やっぱり老舗旅館は別格です。

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レストランのメニューも充実していて、特にうなぎ料理が充実していました。

特上うなぎのせいろ蒸しやうざく、うなぎの蒲焼や白焼きなど、うなぎ好きにはたまらないメニューが揃っていますよ。私もうなぎを思う存分堪能しました。

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その他にも、和牛のせいろ蒸しやお子様弁当などもあるので、ファミリーでもじっくりと楽しむことができる福岡のスポットです。

information
柳川藩主立花邸HP
柳川藩主立花邸【HP
住所:福岡県柳川市新外町1

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そして…

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「二日市温泉・大丸別荘」も、またすぐにでも訪れたいと思える旅館でした。

大丸別荘

創業慶応元年(1865年)より受け継がれた「伝統」と「おもてなし」を大切にする老舗旅館。歴史ある温泉地・二日市に位置し、日本最古の和歌集、奈良時代の「万葉集」にも歌われている温泉として知られています。

お部屋には、掘りごたつがあり、非日常的でありながら不思議と落ち着く空間となっています。また、昭和45年築の建物である『大正亭』や、和風レストラン『花筐』など、趣の異なる建物が点在し、風情ある雰囲気を演出しています。

また、旅館内には奈良時代より湧き続ける「二日市温泉」があり、アルカリ単純泉で源泉温度は48℃、毎分100リットルの湧出量を誇ります。

温泉を利用する宿泊客には、無料で大浴場を利用することができます。【1】

しかし、2023年2月には大浴場の換水を規定通りに行っていなかったことが判明し、基準値の最大3700倍ものレジオネラ属菌が検出されたと報じられ、一時炎上する事態となりました。

二日市温泉は福岡と大宰府の中間にあり、万葉集にも歌われ、古くから博多の奥座敷として栄えた温泉なんですよ。

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大丸別荘は特別に格式が高い旅館で、古くは昭和天皇もご宿泊されたことがあるんです…!

天皇がお泊りになった純木造、本格的な書院造の大正亭が今もまだ、残されているのは感動的ですよね。

周辺は都会で国道が走っていますが、邸内には立派な日本庭園があり、外部の音が聞こえない静かな空間となっています。

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建物全体に風格があって落ち着いた作りになっています。もちろん、お料理も絶品でした。四季折々の旬を活かした創作料理はどれも味わい深かったです。

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献立には、定番の会席のほかに精進料理にお祝い膳など要望に合った献立が用意されているんですよ。

とにかくメニューが豪華なんです。

もろきゅう、アン肝ソース、大徳寺麩のチーズ射込み、鴨の塩焼き、丸十の蜜煮、ずいきといんげんと椎茸の胡麻和え、豆乳豆腐、ウニ、カツオ旨出し、モロヘイヤのお浸し、梅酢、トマトのビシソワーズ、バジルシード、イカのオイル漬けなどをいただくことができるんです。

これまでこんなお料理は食べたことがありませんでした…。

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素敵な老舗旅館でいただく、特別な創作料理は私の心に深く刻まれました。

本当に素敵で貴重な体験って、日記などに書いて残そうと思わなくても自然と残っていくものなんですね。

information
二日市温泉・大丸別荘HP
二日市温泉・大丸別荘【HP
住所:福岡県筑紫野市湯町1丁目20-1
素敵な老舗旅館

福岡には自然と心の中に思い出として刻まれる、素敵な老舗旅館がたくさんあるんです。

これまで、一度も福岡旅行をしたことがないという方は、一般的なホテルではなく、老舗旅館へ宿泊してみてくださいね。

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