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化石の街・いわきで考古学に目覚めたアラサー女子

現在、明治維新から150年を迎え、記念イベントなどが各地で開催されているようですね。

近代日本の歴史の転換点として大きな意味を持ったタイミングだったということはよくわかるんですが、それ以上に「たった150年前までは江戸時代だったんだな~、すごいな~」という感覚のほうが強かったりします。

私も、結構歴史好きだったりする

かくいう私も、結構歴史好きだったりするので、こうした維新関連のイベントに旅行先で参加したりしているのですが、…数100年規模をはるかに超える、地球の歴史により強い興味を最近もっています。

要するに、考古学とかの世界に興味があるんですよね。
宇宙の神秘と同じレベルの神秘とロマンがあるじゃないですか、考古学って。

チバニアン

といっても、考古学に目覚めたきっかけは、昨年あたりから「チバニアン」の地層のことが取りざたされたころからなので、めちゃくちゃにわかなんですけどね。(汗)

アラサー独身のおばさんが「考古学が趣味です!」なんて言うと、周りの人からはすごく変な目で見られるし、「そんなんだから結婚できないんだよ」っていう視線を感じますが(被害妄想ではないと思う、きっと)、今は趣味も多様化していますしね。

パワースポット巡りが好きとか、刀剣が好きとか、御朱印が好きとか、そういう流れで「化石が好き!」みたいな人がいてもいいじゃないですか。

実際大きな声で言わないだけで、みんな色々趣味持ってるんだろうしさ~。

歴女

…とはいえ、最近は「歴女」なんて言葉も出てきていますし、風当りとか、ましなんだろうな。

多分一昔前に「考古学が趣味です!」っていったら、なぜか人に怒られたりとかしたんじゃないかな、勝手な想像ですけど。

まあ、変な目で見られても、大概のことは女だからと言って別に禁止されることもないし怒られることもないし、いい時代ですよ、今は。

さて、考古学といっても、人が生まれる前のことを調べるものだったり、日本の歴史について調べるための研究だったり、いろいろな種類の研究があるわけですが、私はにわかなので、割と何でも好きです。(笑)

未知のことを調べてみて、想像もしなかったようなことが発見できるっていうことにロマンを感じるんでしょうね。

発掘作業

いろんな種類があるとはいえ、考古学の基本は、「発掘作業と、出土品の調査」なわけで、出土品として重要かつ有名なものといえば、やはり「化石」ですよね。

化石

日本でもこれまで様々な化石が発見されていて、それらを見ることのできる施設も各地にありますが…

私は先日、化石のまちとしても知られる福島県いわき市に行ってきました。

いわき市内では多くの化石が発掘されることで昔から有名で、考古学好き、化石好きがよく訪れるまちとしても知られています。

しかもいわき市、特に旧常磐市は、かつて常磐炭鉱の企業城下町として発展し他地域で、現在でも炭鉱の坑道跡を利用した温泉施設があることで有名で、まさに「採掘が身近にあるまち」ともいえます。(言い過ぎかもしれません。)

・・・

まず、いわき市に着いて向かったのは…

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注:イメージ画像(出典 Instagram)

「いわき市石炭・化石館ほるる」

令和4年3月16日に発生した福島県沖地震により竪坑櫓(たてこうやぐら)が被害を受け、調査を行うため令和4年5月10日(火)から当面の間、休館となっています。

いわき市石炭・化石館ほるる

「いわき市石炭・化石館ほるる」は、福島県いわき市にある石炭と化石に特化した博物館です。

ここでは、いわき市の石炭鉱業の歴史や、地域で発掘された様々な化石が展示されています。

また、博物館は、子供たちや学生にとって、地質学や古生物学に関する教育的な体験の場となっています。その他、博物館では、化石の発掘体験や石炭に関するワークショップなど、参加型のプログラムもあり、実践的な学習体験を提供し、科学への興味を刺激します。

その名の通り、先述したいわきの特徴である化石と石炭についての博物館となっていて、いわき市で見つかった化石はもちろん、日本中、そして世界中から集められた化石が展示されている化石展示室と、炭鉱の歴史を、道具などの展示を中心に展示する石炭展示室があります。

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注:イメージ画像(出典 Instagram)

化石展示室には様々なものの化石が展示されていて、化石の成り立ちや、地球の歴史について学ぶことができるようになっていて、化石初心者でも安心です。そしてなんといっても目玉は恐竜の化石たち。

復元されれたものも含め、たくさんの恐竜たちがスペースを埋め尽くして、私たちを出迎えてくれます。

テンションが上がって、アンモナイトの標本作成にも参加しちゃいました。作るときはテンション上がってましたが、帰ってきてみて、「これどこに置こうかな…」ってなってます(笑)

information
いわき市石炭・化石館ほるるHP
いわき市石炭・化石館ほるる【HP
住所:福島県いわき市常磐湯本町向田3-1

・・・

そしてもう一ヶ所、訪れたのが…

「いわき市アンモナイトセンター」

いわき市アンモナイトセンター

いわき市アンモナイトセンターは、福島県いわき市に所在する露頭観察施設。

このセンターは、700平方メートルの広さを持つ屋内施設と屋外体験発掘場から成り立っており、1992年(平成4年)11月19日に開設されました。

施設は鉄筋造の一部2階建ての建物で、敷地面積は27,598.63平方メートル、建物面積は985.41平方メートル、延床面積は1,075.23平方メートル。

屋内施設と同様の地層が見られる屋外体験発掘場では、定期的に化石発掘体験を実施しています。これにより、訪問者は実際に化石を探し出す体験をすることができます。

また、このセンターは、後期白亜紀のコニアシアン期の化石が産出する地域に位置しており、アンモナイトに限らず軟骨魚類の化石の発掘報告も見られています。

こちらもいわきらしく化石の展示を中心とする施設。
先ほどのほるるほどの展示規模ではないのですが、こちらの目玉は、土日に開催される「化石体験発掘」!

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注:イメージ画像(出典 Instagram)

なんと、施設のそばにある地層で実際に発掘体験ができます。

もちろんそう簡単になにかが見つかることはないということですが、私は小さな貝殻をゲット!!貝殻などは持ち帰りOKとのことだったので、持って帰ってきましたが

これも、どこに置いておこう…とはなっています。(笑)

今回訪れた2施設は、やはりというべきか、家族連れも多くて、「やっぱり化石のわくわくって、子供も大人も関係ないよな~」と感じました。(私も家族がいればなあ…)

ですので、やっぱり、子供とのコミュニケーションもとれるいい趣味だと思いますよ!考古学!

information
いわき市アンモナイトセンターHP
いわき市アンモナイトセンター【HP
住所:福島県いわき市大久町大久鶴房147-2
アンモナイトの化石

最後に一つ注意点を…

実は、今回訪れた2施設はかなり距離が離れていまして、「同じいわき市なんだし大丈夫でしょ!」とか思ってたんですが

実際1時間半以上かかりまして…発掘体験に間に合わないかもしれないという状況になってかなり焦りました。

いわきに化石巡りに行こうと思った人は是非計画的な行動計画を立ててくださいね。(当たり前か、笑)

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