新宿にもこんな閑静な場所があったんだ…文豪の自邸『林芙美子記念館』を見学してきた

皆さんこんにちは。僕は、大阪在住の25歳・サラリーマンです。

読書する男性

僕は小さな頃から本が大好き。

いわゆる本の虫として人生を過ごしてきて、いまでは趣味が高じて出版社に勤務しています。

※まあ、憧れの業界に就職できたことは嬉しいんですけど、正直なところ、裏側は見なくてもよかったのかなというか、色々と夢は夢のままでもよかったなというか。(笑)

出版社

とはいえ、この世界に入らないとしれなかったこともたくさんありますし、実際に仕事は楽しいんですけどね。

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僕は会社の中では”実用書関連”の仕事をしているんですが…

本当のことをいうと、もっぱら小説専門で、古今東西様々な作家の作品を読んできました。

※他に特に趣味もないため、休みの日も家で本を読んでいるということがほとんど。でも外に出るのが嫌いなワケでもないので、気が向いたらちょっとした旅行に出たり、遊びに出かけたりすることも多いです。

休日は小説を楽しむ

特に、旅行を計画すると…

小説の舞台になった街を訪れてみたいとか、あの作家にゆかりのある街に行ってみたいとか。

※意外と行きたい場所がたくさん出てくることもあって、結構旅行は好きです。

東京出張

そんな僕ですが、先日出張で東京を訪れることになりまして。

これまで出張なんてほとんどなかったですし、旅行に行くとなっても、どうしても都心に行くよりは地方に出かけてみたくなるもの。

※作品の舞台は地方もたくさんあるし、名作も多いですからね。

ということもあって、なんだかんだ東京にしっかりと訪れるのは初めての体験でした。

打ち合わせ

とはいえ、仕事で行っているわけですし、次の日も仕事があったのでゆっくりできるということもなく。

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でも、せっかくだからどこか行きたいなと思っていたら…

林芙美子記念館

大都会・新宿の近くに『林芙美子記念館』があるという情報をゲット!

神田の古書街も魅力的でしたが、結構専門書が多いようですし、せっかくここは新宿。林芙美子は好きな作家でもあるので、今回はこちらを優先しました。

参考:東京で一番本が見つかる街・神田神保町で古書店巡りをしてみた

注:イメージ画像(出典 Instagram)

そもそも林芙美子を知らない、という人も皆さんの中にはいると思うのですが…

彼女は大正から昭和にかけて活躍した日本の女性作家。

1901年山口県出身と言われていますが、生誕地も誕生日も明確でなく、親が行商だったために住む場所を転々としていたので”放浪の作家”などと言われます。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

なんとデビュー作のタイトルも「放浪記」

戦後すぐに女流文学者賞を獲得するも、1951年に新宿区内の自宅で持病による心臓発作で亡くなりました。

※彼女は学校を転々としていたため、学業成績は良くなかったのだそうで、当時の文学界ではこうした人物は非常に異端だったと言われています。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

そんな彼女の作品は非常に美しい文体ながらも、エリートたちとは少し違った視点からものを眺める作風。

※シニカルといいますか、そんな面もあり、非常に魅力的な文章なんですよね。

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さて、そんな林芙美子は1941年から亡くなるまで、新宿区の中井(新宿駅から少し北へ行った地域です)に住んでいて…

注:イメージ画像(出典 Instagram)

その自邸が現在『新宿区立 林芙美子記念館』として公開されているというわけです。

※林芙美子はこの自邸を建てる前からお隣の落合という町に住んでいたということで、この周辺はとても愛着がある場所だったんでしょうね。

実際に歩いてみると、新宿や高田馬場などの大きな町の近くでありながら落ち着いた雰囲気の住宅街という感じ。

※なんだかホッとするというと変ですが、そんな感覚になるエリアでした。

新宿区立 林芙美子記念館

中井駅を降りて大通りを少し歩くと、すぐに林芙美子記念館に出会います。

まるで名家のお家のような雰囲気。看板も小さいので、言われなければ普通に誰かの家だと思ってスルーしてしまうかもしれませんね。

※それくらい立派かつきちんと整備されていて、ちょうどいい生活感がにじみ出ています。変に観光地として整備されていないのも個人的には嬉しかったですね。

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記念館は周囲を木々に囲まれた家の中は古き良き日本建築。そして、家の中にも入る事が出来ます。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

林芙美子はこの自邸を建てるために、自ら建築を学んだり、京都まで行って民家の見学に行ったりするなど、かなり気合を入れてこの家を建てたみたいですね。

家の間取りや庭など、随所にそのこだわりが見て取れます。

※先ほども言いましたが、無駄に観光地になっておらず、すごく自然に解放されているので、そうした中で日本の偉大な作家について思いを馳せるのはとても有意義な時間でした。

夫で画家だった手塚緑敏のために作られ、使われていたアトリエが現在展示室となっていて、その部屋の雰囲気も抜群でした。

注:イメージ画像(出典 Instagram)

新宿という大都会のすぐ近くにこんなに落ち着いたエリアとスポットがあるとは…。

読書家の皆さんも東京に訪れた際には、新宿の中心街から一歩足を延ばしてみると素敵な旅ができると思いますよ。

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