浅草には学べる施設がいっぱい!『郵政博物館』で郵便局の歴史を学ぼう

浅草やスカイツリーに行く人は多いかもしれませんが、実は墨田区は魅力的な博物館があるエリアとしても知られています。

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そんな中、今回足を運んだのはコチラ…

郵政博物館

クリスマスの時期に行ったのでツリーがあった

『郵政博物館』です。

まさに郵便局の歴史が詰まった博物館であり、世界中の切手が閲覧できたりもします。確かに地味な博物館かもしれませんが、こうした社会生活に根付いた感じの博物館も面白いですよ。

…そもそも郵便局の歴史、みなさんご存知ですか?

赤いポスト

明治後期には、すでにポストはこの形に

知らなければ「Wikipediaでも見ればいいか…」なんてお考えの方々!

こんな素敵な博物館が浅草にあるんですから、せっかくなら歴史的価値のある資料とともに勉強してみてはいかがでしょうか。

※ちなみに、場所は押上・スカイツリーに隣接する商業ビル「ソラマチ」にあります。(すみだ水族館とかがある建物です。)

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そもそも郵便局が出来たのは、明治4年。

前島密像

前島密像

前島密(まえじま・ひそか)によって誕生しました。

当時、民部省・大蔵省に出仕していたようで、”郵便って大事だよね?政府でちゃんとやりましょうよ”と、政府に提案。

※結果的に郵便事業に乗り出し、前島が尽力を注ぐ事になりました。

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こちらの『郵政博物館』にも、誕生当時の資料が数多く残されています。

大きな古時計

郵便局員は、この時計を使って自分の時計の時間を合わせた。

日本で初めて作られた切手

日本で初めて作られた切手

どうですか?Wikipediaで読むだけよりも、実物見た方が楽しいでしょ?

※このブログを読み終わ頃には、浅草まで足を伸ばしたくなると思います。

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さて、前島密により誕生した郵便局。

最初は東京・大阪・京都のみに作られた「郵便役所」でしたが、徐々に全国に拡大。

※それまでは、飛脚などがその役割を担っていたんだと思いますが、郵便局員さんにその役目がシフトしました。

郵便マークが入った灯器

当時は街灯がまだ少なかった

こちらは、荷台に郵便物を乗せて走る場所に付けられていた灯器。

…面白いのが、すでにこの頃から郵便マークが存在していた点。

※これを馬車に付けておけば、夜間でも相手に存在を知らせられるのはもちろんのこと、怪しい奴だと思われないための工夫と言えます。

郵便物を乗せた馬車

郵便物を乗せた馬車

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そして、郵便ポストも徐々に改良を重ねていきます。

中村式ポスト

中村式ポスト(明治34年)

盗難防止のために蓋をつけたり、火事が起きても燃えにくいものにしたり、とにかく郵便物の全てを完全に届けるんだ!という思いが伝わってきますね。

※最初に作られたポストはもちろん木製。しかも安っぽいし、風が吹いたらどこかに飛んでいきそうなものでした。上記のようになったのは、郵便局が誕生してから30年経ってからなんです。

右にあるのが、それまでの郵便ポスト

右にあるのが、それまでの郵便ポスト

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では、今度は郵便局員さんにもスポットを当ててみましょう。

郵便保護銃

重そう

『郵便保護銃』

郵便物を守るために交付された銃です。当時はまだまだ物騒な世の中だった事が伝わりますね。

※護身用ではなく、”郵便物を守るためのもの”という位置付けもスゴい。

郵便カバン

郵便カバン(これも重そう)

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そして、当時の雰囲気が分かる、こんな面白いものもありました。

神田須田町郵便局カウンター

柵があるのは防犯のため

『昭和初期の郵便局カウンター(実物)』

神田の郵便局で使われていたものです。当時は防犯設備が整っていなかったので、荷物が取られないように、受付にはこのように柵が建てられていたんですね。

※そういえば、昔の銀行とかもこういうスタイルだったような?あとは、”宝くじ売り場”や”チケット売り場”も、この形を継承していると言えます。

郵便ポスター

お年玉つき年賀状のポスター(昭和24年)

「ゆうちょ」のはじまり

「ゆうちょ」のはじまり

「かんぽ」のはじまり
「かんぽ」のはじまり

日本人って「貯金が好き」ってイメージがありますけど…

じつは、これは明治政府の施策によるものだと言われています。

当時、政府はお金がなかったので、どうにか国民から巻き上げたい。でも強制的に行うワケにもいかないので、”貯金しましょう”と国民にアピールし、銀行や郵便局に預けさせたと言われています。

※これだけ充実した施設のある浅草ですが、そもそも墨田区には大小かなりの数の博物館があるんですよね。たばこと塩の博物館や、江戸東京博物館すみだ北斎美術館NTTドコモ歴史展示スクエアなど。

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そして、切手コレクターの方々に見ていただきたいのが…

切手ノ世界

すごい量の切手がある

『切手ノ世界』です。

写真では分かりにくいんですが、縦型の引き出しには、世界の大陸ごと(国ごと)に分けられた切手が収集されています。

北朝鮮のもあったし、国名を言われてもよくわからない国まで、しかもめちゃくちゃ古いものも多く、量がとにかくハンパなかったです。

※僕自身はあまり切手に詳しくないので貴重なものか判断できないですが、とにかく量も凄まじいので興味のある方は、ぜひチェックしてみて下さい。

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最後に、去年訪れた際に行われていた企画展の模様もお届け。

郵便屋さんの図像学

えべっさんみたいな顔してる

それが『郵便屋さんの図像学』です。

一言で説明するなら、郵便屋さん(配達員)が描かれた資料や、写真などを展示する企画展。どんなものがあったのか、簡単に紹介したいと思います。

※ざっくりですが、ご容赦ください。

郵便物を振り分けたり測ったり(明治)

郵便物を振り分けたり測ったり(明治)

明治頃の郵便屋さんの格好

明治頃の郵便屋さんの格好

命より大事な郵便物

命より大事な郵便物

雪国の郵便屋さん(昭和)

雪国の郵便屋さん(昭和)

かんじき

これ履いて、雪の中を配達していた

表札出してね!とお願いするポスター(昭和37年)

表札出してね!とお願いするポスター(昭和37年)

郵便屋さんの図像学

他にも面白いものいっぱい

…という事で、たっぷり写真多めでお届けしました。

※お子さんのいる方は、『貨幣博物館』と同様、社会学習にもぴったりな施設だと思います。僕が行った時も、小さい子供の姿もちらほら。

都内に住む方は、浅草あたりまで足を伸ばしてみては?

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