お手軽で気楽にイタリアン料理が食べたくなったとき、私はいつもサイゼリヤに足を運んでいます。
ボリュームたっぷりで美味しいのに、とてもリーズナブルなので、お給料日前でお財布が寂しい時にも助かるお店なんですよね。
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老若男女から愛されているサイゼリヤ…実は”千葉県”が発祥だということをご存知でしょうか。
千葉からどのようにして、全国へ広がったのか気になりますよね。今回は、そんなサイゼリヤの歴史を振り返ってみたいと思います。
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サイゼリヤは1967年、千葉県市川市のわずか36席の洋食屋から始まりました。
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千葉で意気揚々と始めたものの、当時はお客様が全く入らず苦戦する日々が続いていたようです。
そこで、起死回生のために”これから伸びる料理探し”のため、店主は千葉から欧州へ赴き、その後を決定づける出会いに直面するのです。
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旅の最後にふらりと入ったローマのイタリア料理店では、小奇麗に身なりを整えた地元の方々が思い思いにゆったりと食事を楽しんでいました。
ワインを片手に談笑しながら食事の順番に合わせて、その時に適したお料理をお店側が提供。食前酒~食後酒に至るまで料理も飲み物もすべて用途によって選び抜かれていて、ただならぬこだわりを感じたそうです。
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数千年来の人智を集結したイタリア食文化の豊かさに感銘を受けた店主は「この豊かな食事を日本の多くの人たちにも楽しんでもらいたい」という大きなロマンを心に抱き、新しいサイゼリヤを誕生させました。
以来40数年間サイゼリヤはロマンの実現に向けて、挑戦を続けているそうです。
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ちなみにサイゼリヤの1号店は、千葉の本八幡。本八幡駅を降りて徒歩1分のところにお店があります。
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私たちが知っている大型店舗のサイゼリヤではなく、1号店はとても小さいんですよね。
現在、入り口には「教育記念館保存目的」と書かれた看板が掲げられています。千葉の1号店はその功績を後世に伝えるべく、貴重な当時の空気を伝えるために保存されている記念館となっています。
通常はシャッターが閉じられて中に入ることができないようですが、店内には開店当時の貴重な写真が飾られていて歴史を感じることができるそうです。
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客席が狭いのはもちろんですが、厨房もラーメン屋クラスの大きさだったそうです。
開店当時、メニューは手書きで書かれていました。今では考えられないですが「おしんこ」がメニューに入っていたこともあるそうですよ。サイゼリヤファンとしては一度くらい、千葉の1号店に行ってみたいなと思いました。
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サイゼリヤといえばとにかくリーズナブルというイメージが強いですが、使用されている食材はどれも厳選されているものばかり。
サイゼリヤで使用している食材は食品衛生法をはじめとする法規制に則り社内・社外での検査を実施し、品質の安全が確認されています。加えて重要な食材に関しては自社より専門家が産地へ赴き、品質の管理方法などの確認が実施されているんです。
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徹底しているからこそ、安心して美味しいお料理をいただくことができるんですね。
それだけでなく、自社・他社での生産に関わらず、生産工程においてリスク要因を取り除き、安全な食品の生産を維持するように定期的な点検・査察が行われています。
ちなみに、サイゼリヤのオーストラリア工場はオーストラリア国家機関より最優秀評価にて認証を受けているんですよ。海外で加工されている食材でも、安心していただくことができますね。
もちろん、店舗での品質管理にも手を抜いていません。
最終調理加工を行う店舗では、身だしなみ、手洗い、食材の取り扱い・保管期間・保管方法、ダスター管理などにおいて厳密なマニュアルがあるんです。これらが全店舗で遵守されるように定期的なチェックが行われています。
ここまできっちりと厳しく徹底しているからこそ、私たちも安心してお店へ足を運ぶことができますし、またリピーターとして訪れたいと思いますよね。
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1993年、店舗数が50店舗を超える頃になると、イタリアからワインの直輸入を開始しています。
その後スパゲッティ、オリーブオイル、プロシュート(生ハム)、チーズなどイタリアならではの高品質な食材を次々と開発輸入しています。高品質なのにリーズナブルな価格を実現しているのは、現地メーカーとの長年の信頼関係があるからなんですね。
サイゼリヤのすべての料理に合うハウスワインは、イタリア中部モリーゼ州でつくられています。
本場イタリアで生産されているなんて、感激してしまいました。ものすごく飲みやすくて美味しいのに、ボトルで頼んでも1,080円という価格なのはかなりお得です。
…私もしばしば、ボトルで注文しています。笑。
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千葉の本八幡で創業し、今や全国に広がったサイゼリヤ。
その歴史はきっと平坦では無かったはずです。ミラノ風ドリアが一気に値下げした時は飲食業界に衝撃を与え、当時は「サイゼリヤショック」などと言われていました。
しかし、それも創意工夫のたまものなのだと感じますよね。
みなさんにも、サイゼリヤの魅力が伝わったのではないでしょうか。
まだ行ったことがない!?…という方は訪れてみてくださいね。
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参考:サイゼリヤトップページ|サイゼリヤ