日本橋・三井記念美術館で見た企画展『日本の素朴絵』がゆるくてニヤけた話

東京・日本橋。

ここは日本銀行があったり、東京証券取引所があったりと、まさしく金融関係の会社が多いエリア。

※その他にも”東海道五十三次”の出発地としても知られています。

日本橋

日本橋

なので、この辺りを歩くサラリーマンはどこか賢そうな感じで、新橋なんかにいるサラリーマンとはどこか違うんです。

参考:日本橋はサラリーマン以外、受け付けない街!?

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今回は、そんな日本橋にある美術館を紹介したいと思います。

三井記念美術館

上品そうな自動ドア

それが『三井記念美術館』です。

日本橋エリア一帯は、いわゆる”三井財閥”が手がける建物が多く、少し歩くだけで三井グループの施設を見つける事ができます。

・日本橋三越本店(百貨店)
・三井住友信託銀行(銀行)
・日本橋三井ホール(コンサートホール)
・コレド室町(複合商業施設)
・三井ガーデンホテル日本橋プレミア(ホテル)

あまり三井財閥について詳しくないですが…

1673年(江戸時代初期)に三井高俊が、越後屋三井呉服店を江戸に開業。その後、両替商などにも手を広げ、幕府御用商人になったようです。

※ちなみに、日本橋は三井グループが所有する土地が多い事から”三井王国”なんて呼ばれたりしています。

三井記念美術館(ロビー)

美術館も「日本橋三井タワー」1Fにあります

”百貨店作ったし、銀行作ったし、コンサートホールも作ったし、じゃぁ美術館も作ろーっと!”

※そんな感じでいろいろ手を広げていった感じが、日本橋を歩いているだけで手に取るように分かります。

まさに、日本橋は”三井王国”と言えるでしょう。

三井住友信託銀行

三井住友信託銀行

それはそれで、面白い。まさに三井ドリーム。

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そんな『三井記念美術館』は少し変わっていて、常設展は無く、時期ごとに変わる”企画展”のみを行なっている美術館。

ちなみに、僕が足を運んだ時は…

日本の素朴絵

期間:2019年7月6日〜9月1日まで

『日本の素朴絵』という企画展を開催していました。

歴史的に価値のある絵っていうと、ビジっと気合いの入ったものばかりが目に入るんですが、これは作者も不明な誰が描いたのか分からない絵なども展示している企画展で…

どこか、ゆるくて素朴で味わいのある絵や美術品が中心。

※これを”素朴絵”とテーマ付けて、みんなに見てもらおうという趣旨の企画のものでした。

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どんな作品が展示してあったのかと言うと…

つきしま絵巻

つきしま絵巻 / 室町時代

大坂城堀の奇獣 / 江戸時代

大坂城堀の奇獣 / 江戸時代

パッと見では…子供の落書き!?

と思えるようなものも多かったり、絵本なんかに通じるデフォルメ感満載の絵があったりと、昔の人も絵心がある人ってたくさんいたんだなと思いました。

※展示スペースは撮影禁止だったので、参考程度に画像を掲載しておきます。

思わずニヤニヤするものも多数。男数人でうんこ投げ合ったり、お尻出し合ったり、くだらない絵も愛嬌があって、とても微笑ましかったです。

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その中でも一番心に残ったのが…

虚舟の蛮女

UFOでやって来た女

『虚舟の蛮女』

江戸時代に茨城県の浜に現れた、不思議な女。今でいうUFOのような鉄でできた乗り物に乗ってやって来たと言われています。

しかも、その女性は手に謎の箱を持っている…。

※詳しく調べてみると、オカルト好きな人にはわりと有名な絵のようなので、気になった人は各自調べてみて下さい。

まるで「月刊ムー」を見ているようなオカルトっぽいものも、そんな昔の時代からあったんだぁと、妙に心に残りましたね。

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と、まぁ作品を一つずつ紹介していたらキリがないですが…

日本の素朴絵(三井記念美術館)

素朴絵を集めた本なんかも出てるみたい

そんな幅広い企画展もしている三井記念美術館。

定期的にチェックして、また気になるものがあったら足を運んでみようかと思います。

以上、日本橋からでした。

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